2018年06月17日

万回ファイター【トメキチコラム#3】

「ジャグラー通常時10000回転」

 

よもやこの目標を2連続で達成出来るなんて、ヘッポコスロッターである私トメキチは夢にも思っていなかった・・・・

 

これまでの2戦は全国的にも珍しい営業時間を誇る三重県での万回チャレンジであったが、徐々に回転スピードが上がって来たが故、万回チャレンジのステージは3戦目にして、遂にステップアップした。

 

戦いの舞台は愛知県。

 

これまでの三重県より営業時間は1時間少ない。

 

三重県で9時~23時営業のホールでの勝負をシミュレートしながらチャレンジしていたので、愛知県もクリア出来る筈なのだが、やはりこの「1時間少ない」と云う事実は重たく、そして冷たくのし掛かって来た。

 

緊張感はこれまでの2戦とは段違い。

 

そんな中、新たな「万回ファイター」が二人も現れ、叱咤激励してくれたから、それなりの平常心を持って序盤を乗り越えられたのだろう、と思う。

 

そんな中差し掛かった中盤。

 

これまで共に「10000回転」と云う頂を目指した一人の万回ファイターがギブアップ。

 

この緊急事態が心にザワつきを、更には喉に渇きをもたらした。

 

「水分をこれ以上採ってはいけない!!!」

 

心の声が、そう叫ぶ。

 

万回チャレンジに於いて一番の大敵である「尿意」にアドバンテージを与えてしまう。

 

必死で渇きを我慢し、渇きを忘れる為に指が折れんばかりにストップボタンを捻り上げた。

 

終盤に差し掛かり、残ったもう一人の万回ファイターも苦悶の表情を浮かべている。

 

キツイのだ。

 

苦しいのだ。

 

身体が「もう限界だ!」と叫ぶのだ。

 

その雑念を振り払うことこそが万回への唯一の道標。

 

己に打ち克つべく、互いを鼓舞し合い、そしてセコンドから与えられる「凄十」を、一日の摂取量の限界値であるビン2本・・・、頭の先から足の爪先まで流し込む。

 

身体はもうボロボロだ。

 

会いに来てくれた方々も、痛々しい表情で応援してくれる。

 

笑顔などない。

 

表情筋を動かすカロリー、パワーが無駄だ。

 

夕方の18時にはカメラの三脚辺りに投げ捨てた。

 

それを理解した上で応援してくれる万回ファンに、涙が出るほど感謝している。

 

そして打ち止め時間。

 

10000回転したジャグラーの前には、ボロボロになった万回ファイターが二人。

 

そしていつの間にか来て、限界を越えていることを察して無言のまま見守ってくれていたミッキー。

 

心優しい万回ファン、そして熱いハートを持ち、そして燃やし続ける万回ファイター達・・・・。

 

この企画は最早、「ジャグラーを10000回転させる」ことを超越してしまった。

 

次回以降の熱い出逢いが楽しみでならない。

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